大人のギターで挫折するのはなぜ?指の痛みとFコードの越え方

大人のギターで挫折するのはなぜ?指の痛みとFコードの越え方

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「ギターを買ったのに、1か月で部屋のすみに立てかけたままになっている」

「指先が痛くて、弦を押さえるのがつらい」

「Fコードがどうしても鳴らなくて、そこで止まってしまった」

大人になってギターを始めた方が、よくぶつかる壁です。そして多くの人が「自分には向いていなかった」と考えて、ギターをしまってしまいます。

でも、挫折の原因は、才能や年齢とは限りません。多くは、練習の順番と量の決め方にあります。ピアノと同じで、大人は「せっかくやるなら、ちゃんと」と考えて、練習を重くしてしまいがちです。

この記事では、大人がギターで止まりやすい3つの場面と、それぞれの越え方を整理します。最後に、独学で止まったときに人に見てもらう選択肢として、シアーミュージックの公式の案内も紹介します(2026年11月に確認した内容です)。

大人が止まりやすい3つの場面

大人のギターで止まりやすい3つの場面

ギターを始めた大人が止まりやすいのは、だいたい次の3つの場面です。

  • 指先が痛い:弦を押さえる指先が痛くて、長く練習できない
  • コードが押さえられない:とくにFコードのように、1本の指で複数の弦を押さえる形で止まる
  • 曲にならない:コードは一つずつ押さえられても、切り替えが間に合わず、曲として弾けない

この3つは、ほとんどの初心者が通る道です。止まったのは、あなただけではありません。大切なのは、それぞれの壁に合った練習のしかたを知っておくことです。

指先が痛いときは「短く、毎日」

始めたばかりのころは、弦を押さえる指先が痛くなります。ここで無理に長く弾くと、痛みでギターにさわるのがいやになってしまいます。

おすすめは、1回の練習を短くして、回数を増やすことです。

  • 1回は5分〜10分くらいで切り上げる
  • そのかわり、できれば毎日ギターにさわる
  • 痛いときは、押さえる練習はやめて、右手だけでリズムを刻む練習にする

短い練習なら、「今日は5分だけ」と気軽に始められます。大人の練習は、長さより間をあけないことのほうが続きやすいのです。

なお、指が強く痛む、しびれる、腫れるといったときは、練習を休んでください。長引くときは、医療機関に相談しましょう。

Fコードは「あとに回す」でかまわない

ギターの挫折でよく名前が出るのが、Fコードです。人差し指1本で複数の弦を押さえる形(セーハ)なので、最初はきれいに鳴らないことがほとんどです。

ここで大事なのは、Fコードが鳴るまで先に進まない、という決め方をしないことです。

  • Fコードを使わない曲から始める
  • Fコードは「毎日1分だけ押さえてみる」くらいの軽い練習にしておく
  • 押さえられない間は、押さえる弦を減らした簡単な形で代わりに弾く方法もある(先生や教本で確かめる)

Fコードは、ある日いきなり鳴るようになるというより、少しずつ音がそろっていくものです。ほかの曲を楽しみながら、横で少しずつ育てていくくらいがちょうどよいでしょう。

曲にならないときは「切り替え」だけを取り出す

コードの切り替えを練習する順番

コードは押さえられるのに曲にならないのは、切り替えが間に合わないからです。ここも、曲を最初から通して弾くより、つまずく場所だけを取り出して練習します。

  • 止まる場所の2つのコードだけを選ぶ(例:CからG)
  • ゆっくり、2つのコードを行ったり来たりする
  • ゆっくりで弾けたら、少しずつ速くする
  • 最後に、曲の中に戻して弾いてみる

ピアノで「両手で止まる場所だけ片手に戻す」のと同じ考え方です。曲全体を何度も通すより、止まる場所だけを集中して練習したほうが、早く前に進めます。

練習を「重く」しないための決め方

大人がギターをやめてしまうのは、ある日突然ではなく、「今日は時間がないから」「疲れているから」が何日か続いたあとです。練習が重いと、再開するのがどんどんおっくうになります。

続けるために、次の3つを決めておきましょう。

  • ギターをケースにしまわない:スタンドに立てておくと、手に取るまでの手間が減ります
  • 1回の練習の中身を先に決める:「今日はCとGの切り替えだけ」のように、1つに絞る
  • 弾きたい曲を「あとで」にしない:基礎だけの練習は続きにくいので、短いフレーズでも好きな曲を混ぜる

独学で止まったら、人に見てもらう

独学で止まったときのチェック

本や動画で練習していると、「どこが悪いのか自分では分からない」場面が出てきます。Fコードが鳴らない原因が、指の位置なのか、力の入れ方なのか、ギターの状態なのかは、見てもらうとすぐに分かることがあります。

そんなときは、教室の体験レッスンで一度見てもらうのも一つの方法です。

例えばシアーミュージックのアコースティックギターコースは、公式サイトで「特定のカリキュラムがないから、あなたのやりたいことやレベルに合わせて柔軟にレッスン」と案内しています。好きな曲を弾き切ることが目的なら、「その曲に必要なテクニックを重点的に練習したり、あなたのレベルに合わせて楽譜を簡略化することも可能です」とのことです。

レッスンはすべてマンツーマンで、よくある質問でも「初心者で入会される方は沢山いらっしゃいます」と書かれています。楽器のレンタルも無料で行っているので、自分のギターを持っていなくても受けられると案内されています。

料金は、入会金が2,200円、月2回で月謝11,000円から(税込、2026年11月時点)です。1コマは45分で、一部の講師には月謝とは別に指名料がかかるとも案内されています。体験レッスンは全体で約1時間程度です。

\Fコードで止まった場所も、体験の日に相談できます/
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※シアーミュージックの公式ページが開きます

これからギターを始める方は、50代からギターを始めるには?アコギとエレキの選び方と費用の目安もあわせて読んでみてください。体験レッスンの当日の流れは、楽器の体験レッスンは何をする?にまとめています。

よくある質問

50代からギターを始めても弾けるようになりますか?

弾けるようになるまでの時間は人によって違いますが、年齢だけで決まるものではありません。指先の痛みやFコードは、どの年齢で始めても多くの人が通る壁です。短い練習を続けることを優先しましょう。

毎日どのくらい練習すればいいですか?

決まった時間はありません。始めのうちは、指先の痛みに合わせて5分〜10分でも十分です。長さより、間をあけずにギターにさわることを目標にしてみてください。

アコギとエレキ、どちらが挫折しにくいですか?

一般に、エレキギターは弦が細く、押さえる力が少なくてすむと言われます。一方で、アンプなどの機材が必要になります。弾きたい曲に合うほうを選ぶのがいちばん続きやすいので、迷ったら体験で両方さわってみるのもよいでしょう。

まとめ

  • 大人が止まりやすいのは「指先の痛み」「Fコード」「コードの切り替え」の3つ
  • 指が痛いうちは、1回5分〜10分の短い練習を毎日に
  • Fコードが鳴るまで先に進まない、という決め方をしない
  • 曲にならないときは、止まる2つのコードの切り替えだけを取り出す
  • 独学で原因が分からなくなったら、一度人に見てもらう

ギターをしまう前に、まずはスタンドに立てて、今日は5分だけさわってみてください。

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