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「ピアノを始めたいけれど、家にピアノがない。電子ピアノとキーボード、どちらを買えばいいの?」
50代からピアノを始めるとき、最初に迷うのが楽器選びです。値段も大きさもいろいろで、売り場やネットで見くらべても、何がちがうのかがわかりにくいものです。
この記事では、楽器販売店のサウンドハウスと島村楽器の解説をもとに、電子ピアノとキーボードのちがい、初めて買うときに確かめたい4つのポイント、価格の目安、そして50代ならではの選び方のコツをまとめました。
50代からピアノを始めるときの全体の話は、こちらの記事にまとめています。
▶ 50代からピアノを始めるのは遅い?挫折しないコツと教室・費用の目安
電子ピアノとキーボードは、何がちがう?

見た目は似ていますが、電子ピアノと電子キーボードは、作られた目的がちがいます。
楽器販売店サウンドハウスの電子ピアノガイドでは、次のように説明しています。
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電子ピアノ:本物のピアノ(アコースティックピアノ)に近い、鍵盤の重さや弾いた感じを大切にした楽器
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電子キーボード:軽い鍵盤と、たくさんの音色や自動伴奏の機能が中心
そのうえで、ピアノの練習が目的なら電子ピアノがおすすめとしています。
島村楽器(イオンモール日吉津店)の記事でも、電子キーボードは61鍵前後でコンパクト、音色や機能が豊富、電子ピアノは88鍵が基本でピアノらしさを重視している、と説明しています。本格的にピアノを習うなら電子ピアノ、気軽に始めたい人やいろいろな音で遊びたい人は電子キーボードが向いている、とのことです。
初めて買うときに確かめたい4つのポイント

サウンドハウスのガイドでは、初めて電子ピアノを買うときは、まず次の4点を確認しようとすすめています。
1. 鍵盤が88鍵あるか
本物のピアノと同じ88鍵がおすすめとされています。61鍵や76鍵は場所をとりませんが、上達すると音域(弾ける音の範囲)が足りなくなることがあるそうです。
2. ハンマーアクション鍵盤か
ハンマーアクション鍵盤は、本物のピアノのように、鍵盤に適度な重さがある仕組みです。ガイドでは、ピアノの練習には、適度な重さがあり、弱く弾いた音から強く弾いた音まで自然に出せる鍵盤が向いているとしています。ただ重いだけでなく、押し始めの感触や、鍵盤が戻る速さも確かめるとよい、とのことです。
3. ヘッドホン端子があるか
ヘッドホンをつなげば、スピーカーから音を出さずに練習できます。夜や早朝に練習したい人、集合住宅に住んでいる人には欠かせません。
4. ダンパーペダルが使えるか
ダンパーペダルは、音をのばすためのペダルです。ガイドでは、初心者の練習なら、最初はダンパーペダル1本でも使えるとしています。クラシックの曲や、ピアノ教室での練習を長く続けるなら、3本ペダルのモデルがおすすめとのことです。
置き方は2種類:ポータブル型と据え置き型
電子ピアノには、本体だけを机やスタンドに置くポータブル型と、本体・スタンド・ペダルが一体になった据え置き型があります。
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ポータブル型:移動や片づけがしやすい
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据え置き型:演奏の姿勢が安定し、スピーカーの響きもよい。3本ペダルのモデルが多い
ガイドでは、いつも同じ場所に置いて練習するなら、据え置き型が使いやすいとしています。
価格の目安
サウンドハウスのガイドでは、初心者向け電子ピアノの一般的な目安は5〜10万円としています。10万円以上になると、鍵盤のタッチ、ピアノの音、スピーカー、ペダルの表現力がよくなるそうです。長く使う予定なら、タッチを重視して選ぶのがおすすめ、とのことです。
なお、島村楽器の記事では、電子キーボードの価格帯を、1〜2万円台は入門向け、3〜4万円台は音質やタッチが充実、5万円台以上は本格派向け、と紹介しています。
価格は時期や販売店によって変わります。買う前に、実際の売り場や販売店のページで確かめてください。
50代が選ぶときに気をつけたいこと

置き場所を先に測る
88鍵の電子ピアノは、横幅がそれなりにあります。買ってから「置けなかった」とならないように、置きたい場所の幅と奥行きを、先に測っておきましょう。
音と振動にも気をつける
ヘッドホンを使えば音は外に出ませんが、サウンドハウスのガイドでは、鍵盤をたたく音やペダルを踏む振動は出るので、防振マットなどを一緒に使うと安心だとしています。集合住宅では、とくに気をつけたい点です。
いすとスタンドも忘れずに
ポータブル型の場合は、スタンドやいすを別に用意する必要があります。島村楽器の記事でも、スタンド、いす、ヘッドホン、ペダルを一緒にそろえるとよいアクセサリーとして紹介しています。姿勢よく弾けるいすは、肩や腰の負担を減らすためにも大切です。
買う前に「弾いてみる」
鍵盤の重さや弾いた感じは、写真や説明ではわかりません。できれば楽器店で、いくつかのモデルを実際に弾きくらべてみましょう。
「買う前に、まず習ってみる」という方法も
ピアノを続けられるかわからないうちに、何万円もする楽器を買うのは不安なものです。そんなときは、先に体験レッスンを受けてみるのも1つの方法です。
たとえば、音楽教室のシアーミュージックでは、楽器を持っていなくても受講でき、無料の体験レッスンがあります。レッスンでピアノにふれてみて、「続けられそう」と思えてから楽器を選べば、失敗が少なくなります(2026年10月時点の公式ページより)。
よくある質問
最初は安いキーボードでもいい?
「まず気軽に音を出してみたい」なら、キーボードから始めるのも1つの方法です。ただ、サウンドハウスのガイドでは、ピアノ教室に通う場合や長く続ける場合は88鍵がおすすめとしています。ピアノを本格的に練習したい気持ちがあるなら、最初から88鍵の電子ピアノを選んだほうが、買い替えの手間が少なくなります。
電子ピアノで、ピアノ教室の練習はできる?
ガイドでは、88鍵のハンマーアクション鍵盤のモデルなら、初心者のレッスンやクラシックの練習にも使えるとしています。長く続けるなら、3本ペダルやハーフペダルに対応したモデルがおすすめとのことです。
ヘッドホンは、どんなものを選べばいい?
島村楽器の記事では、一緒にそろえたいアクセサリーとして「電子ピアノ用ヘッドホン」を紹介しています。長い時間つけていても疲れにくいよう、耳をおおうタイプで、コードが長めのものを選ぶと、弾いているときにじゃまになりにくくなります。買うときは、電子ピアノのヘッドホン端子の形(大きいプラグか、小さいプラグか)も確かめておきましょう。
家族に聞いてもらいたいときは?
ヘッドホンを外せば、スピーカーから音が出ます。練習はヘッドホン、1曲弾けるようになったらスピーカーで家族に聞いてもらう、という使い分けができるのも電子ピアノのよいところです。聞いてもらう日を決めておくと、練習の張り合いにもなります。
中古でもいい?
中古の電子ピアノもありますが、鍵盤やペダル、スピーカーの状態は1台ずつちがいます。買うなら、実際に弾いて状態を確かめられるお店を選ぶと安心です。
まとめ
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ピアノの練習が目的なら、鍵盤の重さや弾いた感じを大切にした電子ピアノがおすすめ
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まず確かめたいのは、88鍵、ハンマーアクション鍵盤、ヘッドホン端子、ダンパーペダルの4つ
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初心者向け電子ピアノの価格の目安は5〜10万円(サウンドハウスのガイドより)
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置き場所の寸法、音と振動、いすとスタンドも忘れずに
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続けられるか不安なら、先に体験レッスンを受けてから選ぶ方法も
独学でピアノを始めたい方は、こちらの記事もどうぞ。

