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「ギターは難しそうだけど、ウクレレなら自分にもできるかもしれない」
「ハワイの音楽が好きで、いつか弾いてみたいと思っていた」
小さくて軽く、やさしい音のウクレレは、大人になってから始める楽器としても人気があります。でも、いざ買おうとすると、サイズがいくつもあって、値段も数千円から10万円以上までさまざまです。
この記事では、楽器店の島村楽器の店舗スタッフによる解説や、音楽教室の公式ページをもとに、ウクレレのサイズの選び方、価格の目安、一緒にそろえたいもの、そして50代から無理なく続けるコツをまとめました。
50代から始める楽器全体の選び方は、こちらの記事にまとめています。
▶ 50代から始める楽器は何がいい?選び方のポイントと始めやすい楽器
ウクレレは、どんな楽器?
ウクレレは、弦が4本の小さな弦楽器です(島村楽器 ららぽーと和泉店の解説より)。ギターの弦は6本なので、押さえる弦が少ないぶん、取りかかりやすい楽器といえます。
音楽教室のシアーミュージックのウクレレコースのページでも、ウクレレは弦が押さえやすく、手の小さい女性や子どもでも無理なく弾けると紹介しています。
ふだん、ウクレレは左手でコード(和音)を押さえ、右手で弦をまとめてかき鳴らす「ストローク」で弾くのが基本です。島村楽器の大人向けウクレレコースでも、初級では「基本となるコードを習得し、色々なリズムをストロークで演奏します」と案内しています。1曲を弾くのに必要なコードがいくつか押さえられれば、歌に合わせて伴奏ができるようになります。
サイズは4種類。初心者はソプラノかコンサート

ウクレレには、小さい順にソプラノ、コンサート、テナー、バリトンの4つのサイズがあります。島村楽器の各店舗の解説を見ると、初心者はソプラノかコンサートのどちらかを選べば、まず間違いない、という意見が多く見られます。
ソプラノ
いちばん一般的な、小さいサイズです。島村楽器 モレラ岐阜店の解説では、弦の長さ(弦長)は約345mm。弦の張りが弱いので押さえやすく、温かみのあるやわらかい音とされています。日本でよく親しまれているサイズで、モレラ岐阜店では初心者にソプラノをすすめています。
コンサート
ソプラノとテナーの中間のサイズで、弦長は約380mmです。1本で対応できる範囲が広く、手の大きい人が選ぶことも多いとされています。島村楽器 イオンモール八千代緑が丘店の解説では、2本目に選ばれることが多いサイズだけれど、身長によっては1本目に選んでもよいとしています。
テナー
弦長は約430mmと長く、弦の張りが強いため、押さえるのに少し力がいります。音は張りがあって、よく伸びるとされています。ソロ演奏をしたい人や、ふだんギターを弾く人に好まれるそうです。
バリトン
ミニギターくらいの大きさで、チューニング(音の合わせ方)もギターに近い、ギター寄りのウクレレです。一般的ではないので、最初の1本としては選ばないほうが無難です。
なお、弦長はメーカーによってちがうので、数字はあくまで目安です。
手の大きさや体格で考える
モレラ岐阜店の解説では、手や体が大きい人、指の太い人は、コンサートやテナーのほうが合う場合もあるとしています。八千代緑が丘店の解説でも、身長が高い人や手足が長い人は、コンサートからテナーのサイズのほうが上達が早いかもしれない、と書かれています。
「指が太くて、小さいフレットだと隣の弦にさわってしまう」という人は、コンサートを試してみるとよいでしょう。
価格の目安

ウクレレの値段は、数千円から10万円をこえるものまで幅があります。八千代緑が丘店の解説(2019年公開)では、価格帯ごとの特徴を次のように紹介しています。
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3,000〜9,000円台:安く始められる。ただし、ネックが調整されておらず弾きにくいものが多く、保証書がないものもある
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10,000〜30,000円台:一般に「初心者ウクレレ」と呼ばれることが多い価格帯。出荷前の調整がしっかりしていることが多く、弾いていて疲れにくい。チューニングも安定しやすい
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30,000円台〜:木材の種類が増え、音や弾きやすさが上がる。一枚板(単板)のものが多くなる。ただし個体差があり、選ぶのが難しい
同じ解説では、初心者が多く買うのは3〜5万円くらいまでとしています。
安すぎるウクレレは、弾きにくさから「自分には向いていない」と思い込んでしまう原因にもなりかねません。長く続けたいなら、1〜3万円台の、調整のしっかりしたものから選ぶと安心です。
価格は時期や販売店によって変わります。買う前に、実際の売り場や販売店のページで確かめてください。
一緒にそろえたいもの
八千代緑が丘店の解説では、ウクレレと一緒に買っておくと便利なものとして、次のものを挙げています。
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チューナー:音を合わせる道具。ウクレレのヘッドにはさむクリップタイプは、振動で音をひろうので合わせやすい。マイクで音をひろうタイプは、まわりの音にも反応しやすい
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教則本:プロの書いた本を参考にすると上達しやすい。チューニングのしかたを調べるのにも便利
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ウクレレスタンド:ケースに入れて寝かせておくと、ネックが傷むことがある。スタンドに立てて置くと、すぐ手に取れて練習のきっかけにもなる
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ストラップ・すべり止め:楽器を安定して構えるのに役立つ
また、チューニングをするための糸巻き(ペグ)は、ギアペグと呼ばれるタイプが、初心者でもチューニングしやすいとされています。
買う前に、できれば弾いてみる

ウクレレの音や弾き心地の感じ方は、人によってちがいます。モレラ岐阜店の解説でも、「実際に自分で弾いてみるのが一番です」としています。
楽器店で試し弾きをするときは、次の点を確かめてみましょう。
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構えたときに、体に合う大きさか
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コードを押さえたとき、指が窮屈でないか
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弦を押さえるのに、力がいりすぎないか
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音が好きかどうか
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チューニングが合わせやすいか(ペグの種類)
弾いたことがなくても、店員さんに「初心者で、最初の1本を探しています」と伝えれば、持ち方から教えてもらえることが多いはずです。
50代から無理なく続けるコツ
1曲、弾きたい曲を決める
ウクレレは、いくつかのコードを覚えると、歌の伴奏ができるようになります。最初は、弾きたい曲を1曲決めて、その曲に出てくるコードから覚えていくと、目標がはっきりして続けやすくなります。
シアーミュージックのウクレレコースでも、決まったカリキュラムはなく、「好きな曲を1曲弾けるようにする」のが目的なら、その曲に必要なテクニックを重点的に練習し、楽譜をやさしく簡略化することもできる、としています。
指先の痛みは、少しずつ慣れる
弦を押さえる指先は、始めたばかりのころは痛くなることがあります。1回の練習を短くして、毎日少しずつ弾くようにすると、無理なく慣れていけます。痛みが強いときは、休むことも大切です。
楽器をすぐ手に取れる場所に置く
ケースにしまいこむと、出すのがおっくうになりがちです。スタンドに立てて、リビングなどよく目にする場所に置いておくと、すきま時間に手に取りやすくなります。
教室で、基礎だけ教わるのも1つの方法
独学でも始められますが、持ち方やチューニング、最初のコードの押さえ方は、先生に見てもらうと早く身につきます。
たとえば、シアーミュージックのウクレレコースは、マンツーマンのレッスンで、ハワイアン、ポップス、ジャズなど幅広いジャンルに対応しています。初心者は、楽器の持ち方や構造の説明から始めるそうです。無料で楽器のレンタルができるので、ウクレレを買う前に習ってみることもできます。無料の体験レッスンもあります(2026年10月時点の公式ページより)。
島村楽器の大人向けウクレレコースでは、初級で楽器の構造や調弦(チューニング)、メンテナンスについて学び、基本のコードとストロークを身につけるとしています。体験レッスンは2,200円(税込)です(2026年10月時点の公式ページより)。
よくある質問
楽器の経験がまったくなくても、始められる?
始められます。シアーミュージックのウクレレコースのページでは、通っている人の例として「憧れのウクレレを始めてみたい方」「新しい趣味を始めたい方」などを挙げています。初めての人は、持ち方から教えてもらえるので安心です。
ウクレレとギター、どちらがやさしい?
ウクレレは弦が4本、ギターは6本です。押さえる弦が少なく、楽器も小さいので、ウクレレのほうが取りかかりやすいと感じる人が多いようです。ただ、どちらが合うかは、やりたい音楽や好きな音によってもちがいます。迷ったら、楽器店で両方にさわってみましょう。
▶ 50代からギターを始めるには?アコギとエレキの選び方と費用の目安
集合住宅でも練習できる?
ウクレレはピアノやドラムにくらべると音が小さい楽器ですが、まったく音が出ないわけではありません。夜遅い時間や早朝は避ける、窓を閉めて弾くなど、まわりへの気づかいはしておきましょう。
1日どのくらい練習すればいい?
決まった時間はありません。長い時間をたまに弾くより、10〜15分でも毎日さわるほうが、指が慣れやすくなります。指先が痛いときは、無理をしないでください。
歌いながら弾けるようになりたい
ウクレレは、歌の伴奏にも向いている楽器です。シアーミュージックのページでも、慣れてきたら弾き語りなどにも挑戦できるとしています。歌も上手になりたい人は、ボイトレの記事も参考にしてください。
▶ 50代からボイトレは遅い?声の衰え対策と教室の選び方・費用の目安
まとめ
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ウクレレは弦が4本の小さな弦楽器。弦が押さえやすく、取りかかりやすい
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サイズはソプラノ、コンサート、テナー、バリトンの4つ。初心者はソプラノかコンサートが定番
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手や体が大きい人、指が太い人は、コンサートも試してみる
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一般に「初心者ウクレレ」と呼ばれるのは1〜3万円台。安すぎるものは弾きにくいことも
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チューナー、教則本、スタンドを一緒にそろえると便利
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弾きたい曲を1曲決めて、毎日少しずつ。基礎だけ教室で教わる方法も
趣味探しのヒントは、こちらの記事でもまとめています。

