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「お店で注文すると、聞き返されることが増えた」
「電話で話すと、相手に『え?』と言われてしまう」
50代になって、こんなことが気になり始めた方もいるのではないでしょうか。
先に結論をお伝えします。声の通りやすさは、姿勢・呼吸・口の開け方といった「使い方」で変わる部分があります。 そして、使い方は大人になってからでも練習で整えていくことができます。
この記事では、声が通りにくくなるよくある原因と、毎日できる整え方、一人で難しいときの相談先をまとめます。最後に、話し方のレッスンの例として、シアーミュージックの公式の案内も紹介します(2026年11月に確認した内容です)。
声が通りにくくなる、よくある原因

声が通りにくいと感じるとき、よくある原因は次の3つです。
- 姿勢:背中が丸まって、あごが前に出ていると、のどや胸が縮こまり、声がこもりやすくなります
- 呼吸が浅い:息が足りないと、言葉の終わりが小さくなったり、声が途中で弱くなったりします
- 口の開きが小さい:口をあまり動かさずに話すと、言葉の輪郭がぼやけて聞き取りにくくなります
どれも「声そのもの」というより、声の出し方のくせです。くせは、意識して練習することで少しずつ変えていけます。
なお、声がかすれる状態が長く続く、のどに痛みがあるといった場合は、話し方の練習より先に、耳鼻咽喉科で相談するようにしましょう。
毎日できる、声の整え方

特別な道具はいりません。話す前や、朝の支度のついでにできることから始めてみましょう。
- ① 姿勢を整える(30秒):足の裏を床につけ、頭のてっぺんを上から引っぱられるイメージで背すじを伸ばします。あごは軽く引きます
- ② 息をゆっくり吐く(1分):鼻から吸って、口から「スー」と細く長く息を吐きます。吐ききる感覚をつかむと、声を支える息が出しやすくなります
- ③ 口を大きく動かす(1分):「あ・え・い・う・え・お・あ・お」と、ひと文字ずつ口の形をはっきり作りながら、ゆっくり声に出します
話すときは、「語尾まで息を残す」ことを意識するだけでも、聞き返されることが減りやすくなります。言葉の終わりが消えてしまうと、相手は最後の言葉を聞き取れなくなるからです。
ここで紹介した練習は、話し方の基本としてよく紹介される内容を、続けやすい形に整理したものです。
話すときに意識したい3つのこと
- 少しゆっくり話す:早口になると、言葉と言葉がつながって聞き取りにくくなります。いつもより「ひと呼吸」ゆっくりを意識します
- 相手の顔を見て話す:下を向くと声も下に落ちます。相手のほうに声を届けるつもりで話しましょう
- 大事な言葉の前で、少し間をあける:「○○を、ください」のように、伝えたい言葉の前に小さな間を作ると、相手が聞き取りやすくなります
一人で難しいときは、人に見てもらう

自分の声は、自分ではなかなか客観的に聞けません。「どこを直せばいいか分からない」というときは、人に見てもらうのも一つの方法です。
例えばシアーミュージックには「話し方コース」があり、公式ページでは「声に特化したレッスンを行い、明るくはきはきとした話し方を身につけていきます」と案内しています。
「会話が苦手」「緊張で声が震える」「滑舌が悪い」といった悩みについては、「それが姿勢によるものなのか、呼吸の浅さのためなのか、抑揚のためなのかなどの原因を診断します」とあり、原因に合わせたトレーニングを行うそうです。また「レッスンは全てマンツーマン」で、ペースに合わせて進められると案内されています。なお、「日本語の文法指導とは異なります」との注意書きもあります。
料金は、入会金が2,200円、月2回で月謝11,000円から(税込、2026年11月時点)です。
\声の悩みも、体験の日に相談できます/
▶ シアーミュージックの「無料体験レッスン」を見る![]()
※シアーミュージックの公式ページが開きます
歌を楽しみたい方は50代からボイトレは遅い?を、体験レッスンの流れが気になる方はボイトレの体験レッスンでは何をする?もあわせて読んでみてください。
よくある質問
声が通らないのは年齢のせいですか?
年齢とともに声が変わることはありますが、姿勢や呼吸、口の開け方といった「使い方」によるところもあります。まずは毎日の整え方を試して、変化を見てみましょう。
話し方の練習は、どれくらいで変わりますか?
人によってちがいます。まずは「語尾まで息を残す」「少しゆっくり話す」など、すぐに意識できることから始めると、変化に気づきやすくなります。
歌のボイトレと話し方のレッスンはちがいますか?
呼吸や姿勢など共通する基本もありますが、目的がちがいます。歌を上手にしたいのか、ふだんの会話を聞き取りやすくしたいのか、目的に合うコースを選ぶのがおすすめです。
まとめ
- 声が通りにくい原因は「姿勢・呼吸・口の開き」のくせが多い
- 毎日の整え方は「姿勢→息を吐く→口を大きく動かす」の3分
- 話すときは「語尾まで息を残す」「少しゆっくり」「大事な言葉の前に間」
- かすれや痛みが続くときは、先に耳鼻咽喉科へ
- 自分で分からないときは、話し方のレッスンで原因を見てもらう
まずは今日、鏡の前で「あ・え・い・う・え・お・あ・お」を1回、口を大きく動かして言ってみてください。

