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「カラオケで、昔のように高い声が出なくなった」
「電話で声が聞き取りにくいと言われる」
「人前で歌うのは苦手だけど、本当は思いきり歌ってみたい」
50代になると、声の変化に気づく人が増えてきます。Yahoo!知恵袋で「ボイトレ 体験レッスン」と検索すると、780件以上の質問があり、体験に行く前の不安を感じている人が多いことがわかります。
先に結論を書くと、趣味として楽しむためなら、50代からボイトレを始めるのは遅くありません。むしろ、年齢とともに変わっていく声と向き合うきっかけとして、ボイトレはちょうどよい習いごとです。
この記事では、年齢による声の変化と、家でできる声のトレーニング、ボイトレ教室の選び方と費用の目安をまとめました。
年齢とともに、声はどう変わる?

声が出るしくみ
上白根病院のリハビリ新聞「加齢による声の老化とは?」では、声が出るしくみを次のように説明しています。
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肺から空気(呼気)が送られる
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その空気が声帯をふるわせて、音が生まれる
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声帯から唇までの「声の通り道」で響いて、声になる
年齢による変化
同じ資料では、年齢とともに、声帯を動かす筋肉や声帯そのものが弱くなったり、声帯のやわらかさが失われたりすると、声がかれる、うまく出せなくなる、といったことが起きると説明しています。さらに、肺のはたらきが落ちて、声帯をふるわせる息の量そのものが減り、声が出しにくくなる場合もあるそうです。
「最近、声がかすれる」「高い声が出なくなった」と感じるのは、気のせいではないかもしれません。
声は、使うことで保てる
うれしいのは、同じ資料が「若々しい声は、声帯や喉頭の筋肉を使うことで鍛えられる」と書いていることです。効果的なこととして、次のようなものが挙げられています。
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たくさん声を出して、会話を楽しむ
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歌を歌う(声帯のストレッチとして有効)
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新聞や小説などを、10分ほど朗読する
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ストローを使った発声(くわしくは次の章で)
また、声帯や喉頭は、食べ物や飲み物が気管に入らないように守るはたらきもしていて、声の衰えは体全体の健康にも関わる、と説明されています。歌うことは、楽しみであると同時に、体のためにもなるといえそうです。
家でできる、声のトレーニング
教室に通う前に、家でできることから始めてみましょう。
ストロー発声
上白根病院の資料で紹介されている方法です。
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ストローをくわえて、「ウー」と5秒以上声を出す
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「ウー」の声を、低い音から高い音まで鼻に抜けるように出し、続けて高い音から低い音へ戻す
ストローはかまないように注意し、1日50回を目安に、と書かれています。
朗読
新聞のコラムや好きな小説を、声に出して10分ほど読みます。ふだんあまり話さない日でも、声を使う時間をつくれます。
歌う
好きな歌を、家で口ずさむだけでもかまいません。資料では、歌うことは声帯のストレッチとして有効だとされています。
気をつけたいこと
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大声で無理に叫ばない:のどを痛める原因になります
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のどが痛いとき、声がかれているときは休む
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声がれが長く続くときは、耳鼻咽喉科へ:年齢のせいだと決めつけず、一度診てもらうと安心です
ボイトレ教室では、何を教わる?

家での練習だけでも声は使えますが、「自分の声のクセがわからない」「正しい方法か不安」という人は、教室で教わるのが近道です。
音楽教室のシアーミュージックでは、ボーカル&ボイストレーニングコースについて、基本的な発声と呼吸のトレーニングから、歌の表現力を鍛えるレッスンまで行うと案内しています。音域を広げる、音程のズレを直す、声を響かせる、など目的に合わせて練習を組み立てるそうです。
レッスンの流れは、次のように紹介されています(2026年10月時点の公式ページより)。
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悩みを聞く
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声のチェック
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ウォーミングアップと基礎練習
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自分で選んだ曲での練習
通っている人の目的としては、趣味として楽しみたい人、歌への苦手意識をなくしたい人、カラオケの点数を上げたい人などが挙げられていました。J-POP、洋楽などジャンルに合わせて講師を選べるとされています。
「人前で歌うのが恥ずかしい」人は
歌うことに苦手意識がある人ほど、マンツーマンのレッスンがおすすめです。ほかの生徒の前で歌う必要がないので、自分のペースで声を出せます。シアーミュージックは1回45分のマンツーマンで、よくある質問でも「初心者で入会される方は沢山いらっしゃいます」と答えています。
体験レッスンの流れと持ち物
ボイトレの体験レッスンが不安な人のために、シアーミュージックのよくある質問に書かれている流れを紹介します(2026年10月時点)。
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当日の流れ:アンケート記入 → スクールの説明 → ヒアリング → 体験レッスン → 入会手続き(入会する場合)。全体で約1時間
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集合:予約時間の5〜10分前に行く
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持ち物:練習したい曲の音源や楽譜(なくても受けられる)、ボイストレーニング系の体験は水
「何を歌えばいいかわからない」という人も、音源なしで受けられるので安心です。カラオケでよく歌う曲や、昔から好きな曲を1曲決めておくと、相談しやすくなります。
教室の選び方と費用の目安

ボイトレ教室を選ぶときは、次の点を確かめましょう。
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マンツーマンか、グループか:恥ずかしさが気になるならマンツーマン
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予約のしかた:曜日や時間を固定するか、自分で予約するか
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キャンセルのルール:何日前までなら無料で変えられるか
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体験レッスンがあるか:無料か有料か
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月謝以外にかかるお金:入会金、教材費など
費用の例として、シアーミュージックは、入会金が2,200円、月謝が月2回で11,000円、月3回で14,850円、月4回で17,600円です(いずれも税込、1回45分のマンツーマン)。
予約は専用の予約サイトか電話で行い、翌月のレッスン枠は毎月20日に公開されます。レッスン前日の17時までなら、変更やキャンセルは無料で、それ以降や当日の欠席は1回分を使ったことになるとされています。また、その月に受けなかったレッスンは、翌月に繰り越せません(いずれも2026年10月時点の公式ページより)。
料金やルールは変わることがあるので、申し込む前に、必ず公式ページで確かめてください。
続けるためのコツ
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目標の1曲を決める:「この曲を気持ちよく歌いきる」という目標が、続ける力になります
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録音して聞いてみる:スマホで自分の歌を録音すると、上達がわかりやすくなります。1か月前の録音とくらべると、変化に気づけます
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歌う場をつくる:家族とのカラオケ、教室の発表会など、聞いてもらう場があると張り合いが出ます
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毎日少しずつ声を出す:朗読やストロー発声など、短い時間でも毎日続けるほうが、声を使う習慣になります
よくある質問
音痴でも大丈夫?
シアーミュージックは、コースの目的として「音程のズレを直す」ことや、「歌への苦手意識の克服」を挙げています。体験レッスンのときに、苦手なところを正直に伝えておくと、それに合わせた練習を考えてもらいやすくなります。
声が低くなった・高い声が出ない。それでも歌える?
年齢とともに声が変わるのは自然なことです。昔の曲を原曲の高さで歌うのがつらければ、カラオケのキー(音の高さ)を下げて歌っても大丈夫です。ボイトレでは音域を広げる練習もあるので、今の声で気持ちよく歌える方法を、講師と相談しながら探していきましょう。
カラオケが上手になりたいだけでも通える?
通えます。シアーミュージックでは、カラオケの点数を上げたいという目的も挙げられていて、ボーカルとは別に「カラオケ」のコースも用意されています。
ボイトレと楽器、両方やってみたい
シアーミュージックでは、月の回数の中なら、コースを自由に選べるとしています。たとえば、ボイトレとギターを交互に受けて、いずれは弾き語りをめざす、という使い方もできます。楽器選びについては、こちらの記事にまとめています。
▶ 50代から始める楽器は何がいい?選び方のポイントと始めやすい楽器
まとめ
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趣味として楽しむためなら、50代からボイトレを始めるのは遅くない
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年齢とともに、声帯や筋肉の変化、息の量の減少で、声は出しにくくなることがある
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病院の資料でも、会話・歌・朗読・ストロー発声など、声を使うことがすすめられている
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声がれが長く続くときは、自己判断せず耳鼻咽喉科へ
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人前で歌うのが恥ずかしいなら、マンツーマンの体験レッスンから
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料金やキャンセルのルールは、申し込む前に公式ページで確認する
ほかの習いごとも気になる方は、こちらもどうぞ。
