「50歳を過ぎてからゴルフを始めても、もう遅いでしょうか」
Yahoo!知恵袋で「50代 ゴルフ 始める」と検索すると、3,500件以上の質問が出てきます。仕事が落ち着いてきた、子育てが一段落した、友人や同僚に誘われた。きっかけはさまざまですが、「今さら」という不安を持つ人がとても多いことがわかります。
先に結論を書くと、50代からゴルフを始めるのは、遅くありません。ただし、若い人と同じやり方で始めると、体を痛めたり、お金をかけすぎたりして、続かなくなることがあります。
この記事では、50代から始める人が気をつけたいことと、無理なく続けるための始める順番、費用の目安をまとめました。
50代からでも遅くない3つの理由

1. 腕前がちがっても、一緒に楽しめるしくみがある
ゴルフには「ハンディキャップ」というしくみがあります。腕前に合わせて打数を差し引くことで、上手な人とそうでない人が、同じ条件で競えるようにするものです。
日本ゴルフ協会(JGA)は、世界でばらばらだったハンディキャップのしくみを1つにまとめた「ワールド・ハンディキャップ・システム」について、技量の異なるゴルファーが公正に競えるようにすることを目指すものだと説明しています。
つまり、ゴルフは「若い人や上手な人にはかなわない」スポーツではなく、始めた時期や腕前がちがっても、一緒に回って楽しめるようにできています。
2. 自分のペースで続けられる
ゴルフは、相手と体をぶつけ合うスポーツではありません。止まっているボールを、自分のタイミングで打つスポーツです。
コースを回るときも、歩く速さや休むタイミングを、ある程度自分で決められます。カートに乗って移動できるゴルフ場も多くあります。
3. 50代・60代向けのサービスもある
ゴルフの練習施設やスクールの中には、年齢の高い人向けのプランを用意しているところもあります。
たとえば、24時間使えるインドアゴルフ練習場のSMART GOLFには、60歳以上の方向けの「シニアプラン」があり、日中の時間帯に練習したい人向けとされています(2026年10月時点の公式ページより)。
50代から始めるときの「3つの壁」
一方で、50代から始めるときに、つまずきやすいところもあります。先に知っておくと、対策を立てやすくなります。
体の壁
若いころより体がかたくなっていたり、運動から離れていたりすると、いきなりたくさんボールを打つことで、腰や肩、手首などを痛めることがあります。
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練習の前に、軽く体を動かしてから打つ
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最初は、1回に打つ球数を少なめにする
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痛みが出たら、その日はやめる
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持病がある人や、体に不安がある人は、始める前にかかりつけの医師に相談する
「たくさん打てば上手くなる」と考えすぎないことが、長く続けるいちばんのコツです。
時間の壁
ゴルフ場で1ラウンド回ると、移動も含めてほぼ1日かかります。仕事や家のことがある50代にとって、毎週は難しいかもしれません。
そこでおすすめなのが、練習は近くで短く、コースはときどき、という分け方です。家や職場の近くの練習場やインドアゴルフで1回1時間ほど練習し、コースは月に1回や季節に1回など、無理のないペースで楽しみます。
お金の壁
ゴルフは「お金がかかる」というイメージがあります。たしかに、道具をすべて新品でそろえると、まとまった金額になります。
ファイナンシャルプランナーが監修する「ファイナンシャルフィールド」の記事(2025年)では、クラブセット、ウェア、シューズ、小物、ゴルフ場の利用料1回分を合わせた初期費用の目安を、5万〜10万円ほどとしています。
ただ、これは道具を一通り買った場合です。最初から全部そろえなくても、始めることはできます。
費用の目安

始め方によって、かかるお金は大きくちがいます。主な目安をまとめました。
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屋外の練習場(打ちっぱなし):ファイナンシャルフィールドの記事では、1回1,000〜5,000円ほどが目安とされています。打席料やボール代、クラブのレンタル代の有無で変わります
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インドアゴルフ練習場(通い放題):SMART GOLFの公式ページでは、通い放題のブロンズプランが税込19,800円〜、シニアプラン(60歳以上)が税込11,880円〜、月1回の回数プランが税込4,400円〜となっています(料金は店舗ごとに異なります)
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ゴルフスクールの体験:無料のところもあれば、有料のところもあります。たとえば、ステップゴルフは無料体験、サンクチュアリゴルフは50分2,000円の体験レッスン、RIZAP GOLFは60分3,300円の体験レッスン付きゴルフ力診断です(2026年10月時点の各公式ページより)
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クラブ:同じ記事では、クラブはレンタルなら数千円程度で借りられるとされています。インドア練習場やスクールの中には、貸しクラブを用意しているところもあります
料金は変わることがあるので、申し込む前に、必ず各公式ページで確かめてください。
無理なく続けるための、始める順番

50代から始めるなら、次の順番がおすすめです。
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体験レッスンを受ける:まずはプロに、握り方・立ち方・構え方を教わります。最初に変なクセがつくと、あとで直すのに時間がかかります
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近くで練習する場所を決める:屋外の練習場か、インドアゴルフか。通いやすさを最優先にします
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道具は少しずつそろえる:最初はレンタルで十分です。続けられそうだとわかってから、自分のクラブを買います
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ショートコースや、初心者向けのコースで回ってみる:いきなり本格的なコースではなく、距離の短いコースから
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仲間や家族と、本格的なコースへ:慣れた人と一緒に回ると、マナーやルールも自然に覚えられます
体験レッスンで確かめたいこと
50代から始める人は、体験のときに、次のことも聞いておくと安心です。
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年齢の近い生徒がいるか:同じくらいの年代の人がいると、気おくれしにくくなります
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体の状態に合わせて教えてくれるか:腰や肩に不安があることを伝えて、どう教えてもらえるかを聞きます
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通える時間帯:平日の昼間に通いたいのか、仕事帰りなのか。予約の取りやすさも確かめます
続けるための3つのコツ
ゴルフは、始めることより、続けることのほうが難しいスポーツです。
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小さな目標を決める:「ボールが前に飛ぶようになる」「半年後にショートコースを回る」など、すぐに届きそうな目標から
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一緒に楽しむ仲間をつくる:スクールの仲間や、誘ってくれた友人と一緒に練習すると、続けやすくなります
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上手くいかない日があってもいい:ゴルフは、プロでも思いどおりにいかないスポーツです。「今日は体を動かせたから合格」くらいの気持ちで
よくある質問
運動の経験がほとんどなくても大丈夫?
大丈夫です。ゴルフは、走ったり跳んだりするスポーツではありません。ただ、体を回す動きが多いので、最初は少ない球数から始めて、体を慣らしていきましょう。体験レッスンのときに、運動の経験がないことを先に伝えておくと、それに合わせて教えてもらいやすくなります。
自分のクラブは、いつ買えばいい?
続けられそうだとわかってからで十分です。レッスンや練習を何回か重ねると、自分に合いそうなクラブの重さや長さが少しずつわかってきます。スクールに通っているなら、コーチに相談してから買うと、合わないクラブを選ぶ失敗を減らせます。
一人で始めても、浮かない?
インドアゴルフやスクールには、一人で通っている人も多くいます。予約制の個室タイプの練習場なら、ほかの人の目を気にせずに練習できます。
まとめ
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50代からゴルフを始めるのは遅くない。腕前がちがっても一緒に楽しめるしくみがある
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つまずきやすいのは、体・時間・お金の3つ。最初は球数を少なめに、体に不安があれば医師に相談
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練習は近くで短く、コースはときどき、という分け方が続けやすい
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道具は最初はレンタルで十分。続けられそうなら少しずつそろえる
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まずは体験レッスンで、握り方や構え方を教わるのがおすすめ
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料金は変わることがあるので、申し込む前に公式ページで確認する
